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これまでのOCFやNew-CID形式のPostScriptフォントに代わる,新しいフォントフォーマット「OpenType」のフォントが,いよいよ各社からリリースが開始されています。
DTPフォントの代表的ベンダーであるモリサワは,基本7書体を「ファーストリリース」として出したのに続いて,New-CIDフォントでもお馴染みの21書体を「セカンドリリース」として販売開始しています。文字セットはすべてPro仕様(Adobe-Japan 1-4 準拠)の約15,500文字で,異体字情報を持っています。(Shift-JIS範囲外の文字や異体字切り替えは対応アプリケーションでのみ使用可能)
OpenTypeフォントは,従来のOCFやCID,あるいはTrueTypeフォントと比較して,主に以下のような特徴を持っています。
●プリンタやイメージセッタに高価なフォントをインストールしなくても,組版機として使用しているコンピュータ(MacintoshあるいはWindowsマシン)から直接フォントダウンロードで出力ができる。
●MacintoshとWindowsの間での完全な互換性(これまでは外字などの扱いで問題があった)を実現。
同一のフォントファイルでMacintosh・Windowsの両方にインストールできる。
●PDFにフォントの埋め込み(エンベッド)ができる。=書体まで確定したPDFが生成できる。(これはNewCIDフォントから実現)
●異体字切り替え機能に対応し,"高"や"鴎"などの漢字に対して複数の字体を使い分けることができる。(New-CIDの最大4字体という制限に対して,OpenTypeフォントでは字体数無制限)
……プリンタ側にフォントをインストールせずとも出力が可能,ということは,非PSプリンタ(MacならQuiceDrawプリンタ)からも出力が可能なわけです。
なお,モリサワOpenTypeフォントをコピー/プリンタのデジタル複合機(非PS)から出力した際に,字形がおかしくなる現象(文字を構成するアウトラインデータのパスが特定の法則に従って歪む)が発生しました。プリントアウトのサンプルをここをクリックすると見ることができます。(約773kb) 例文は「OTFは非PSプリンタでも大丈夫」ですが,全く駄目ですね。
これはプリンタドライバの問題らしく,プリンタメーカーのウェブサイトから最新のドライバをダウンロードし,入れ替えることで解決しました。
「ファーストリリース」7書体パックのみ
リュウミンL-KL・中ゴシックBBB・太ミンA101・太ゴB101・じゅん101・見出ゴMB31・見出ミンMA31
「セカンドリース」21書体 シングルフォントおよびファミリー単位のパックパッケージ
新正楷書CBSK1・リュウミン R-KL/M-KL/B-KL/H-KL/U-KL・新ゴ L/R/M/B/H/U・じゅん201/34/501・ゴシックMB101 B/H/U・教科書ICA L/R/M
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